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Jubileets logotype har sin grund i en bild, målad av dåtidens främste blommålare, Georg Dionysius Ehret. Bilden beskriver sexualsystemets klass 10.
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体系への情熱-リンネと自然の体系への夢

リンネの性分類体系は、1735年に出版された『自然の体系』(Systema Naturae)に発表されました。リンネの性分類体系には、新しい方法で植物を分類する方法が説明されていました。また『自然の体系』の内容は、動物界や鉱物界にも及んでいました。

性分類体系を構築するにあたり、リンネは花の生殖的な構造を調査しました。雄しべの数を数え、雌しべと雄しべの配置を調査しました。その結果、24綱で構成されるひとつの体系ができあがり、この体系にリンネは、世界中のありとあらゆる植物を分類配置しようとしたのです。
当時は、植物が有性生殖するとは、想像さえできない人が大半でした。そこで、分かりやすくしようと、リンネは24綱の雄しべと雌しべの構造を、婚姻関係にある男性と女性にたとえて描写しました。また受精を暗示するメタファーとして新婚夫婦の部屋という表現を用いることもありました。

『体系への情熱 - リンネと自然の体系への夢』は、1700年代にすでにその名を世界にとどろかせたリンネの功績についての本で、また同名の写真展も開かれます。写真展では、リンネの性分類体系に焦点をあてます。本では、1700年代に植物同士の類縁関係を描写しようとしたことを糸口に話が進められていきます。著者であるニルス・ウッデンベリは本のなかで、リンネに対する批判やリンネ以降現在に至るまでの系統学の発展についても触れています。

ヘレン・シュミッツは、ストックホルム在住の写真家で、これまでにもスウェーデン国内と世界各地で数々の写真展を開き、国内外で高く評価されています。代表的な作品に、1996年の写真展「Livingrooms」があり、2003年に出版された初めての本『blow up』は、スウェーデンでその年に出版された最も優れた書籍に贈られるアウグスト文学賞にノミネートされました。

『blow up』で、シュミッツは植物を限りなく近くから接写した経験がありました。この『体系への情熱 - リンネと自然の体系への夢』の構想を練るにあたり、シュミッツはまず、植物に関するリンネの文書を研究しました。そして、世界中のありとあらゆる生物を分類体系化しようと夢中になったリンネに、心を惹かれていきました。性分類体系についてのリンネの記述を読み、また特に、リンネが当時の人々に比喩を用いて植物の性を描写しようとしたことに、シュミッツは興味をそそられました。そこで、1700年代以降の文献をあたりましたが、性分類体系を図解したり写真で表現している作品は見つかりませんでした。そこでシュミッツは、リンネがどのように考えて性分類体系を構築したかを、写真で表現しようと思いついたのです。写真展では、リンネの性分類体系の24綱を代表する植物を、それぞれ写真で展示します。

© Helene Schmitz